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31日間ReSharper一周 Day 2: カラー・バーと緑の小箱

2012-12-30 18:17:12

元記事

31日間ReSharper一周」の2日目にようこそ。

さて、1日目には灰色について話した。ReSharperをインストールして次に気付くのはカラーバーだ。

ソースファイルを編集しているときは、垂直スクロールバーの隣には常にカラーバーが出てくる。先端には小さな箱があり、緑だったり黄色だったり赤だったりする。ReSharperのドキュメントでは、これらを総称して「マーカーバー」と呼んでいる。

灰色を含んだコード行であれば、ReSharperが小さな黄色い目盛りマークを表示する。コンパイルエラーを含んだコード行であれば、ReSharperが赤い目盛りマークを表示する。こいつらの区切り間隔はバー全体に比例している(カラーバーはスクロールせず、その高さがソースファイル全体を表している)。だから、ソースファイルの行数が多いほど、目盛りマークの区切り間隔はより近くなるだろう。

先端に小さな箱があるのは、ファイル全体の状態がすぐわかるようにだ。ソースファイルに1つでもコンパイルエラー(カラーバーにおける赤の目盛り)があれば、箱は赤い。エラーは全くないけれど、ReSharperの警告(カラーバーにおける黄色い目盛り)があるなら、箱は黄色い。このゲームの目的は、箱を緑色にすることだ。

もちろん、これはきれいな色ってだけにとどまるものではない。ReSharperはコーディングの手助けのためのものなわけで、つまりそういうことだ。目盛りマークの上にマウスカーソルを乗せれば、問題点を説明するヒントを見ることができる。また、目盛りマークをクリックすれば、問題のコード行にカーソルを動かすことができる。

もっといいのは、F12を押せばファイル中の次の問題点に移動する(Shift+F12で前の問題点に戻る)。

この機能が唯一ダメなのは、ファイル単位だってことだ。プロジェクト(またはソリューション)全体が緑の箱かどうか簡単に確認する方法はない。そして、すぐにでもその機能が欲しいと思うことになる!

ヒント: ソリューションエクスプローラでは複数選択できる。だからまず、プロジェクトの最初のソースファイルをクリックし、次に、最後のをShiftクリックし、Enterを押す。こうすれば個別のタブつきで、すべてのファイルをエディタで開くことができる。そして、カラーボックスをチェックしながらファイルを(Ctrl+F4で)閉じていこう。緑色でないものに出くわしたら、さあ仕事の時間だ。


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